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木曜の新ドラマ

相変わらず、新ドラマをチェックしてます。
「地獄の沙汰もヨメ次第」
これはひと言。
野際陽子の姑ものはもうイイよ~。目新しさのまったくないドラマです。

「肩ごしの恋人」
これは原作を読んでいるから、そう思うのかもしれないけど、高岡早紀のぶりっ子演技がツライ! 彼女自身は演技力があるんだけど、やっぱり視聴者はプライベートと重ねて見ちゃうから…。
あと、米倉涼子が家に泊めてしまう学生役の男子。佐野和真くんというらしい。
これがちょっと太め、古いタイプのルックスで、年下男としてまったく30女の琴線に触れないんだな。
家に泊めたりしたくないし、ましてや、うっかり寝てしまいたくもないよー。
ということで、ミスキャスト感がありありです。

それから、原作小説からしてそうなのですが、女同士でひとりの男を取り合うとか、友達の彼なんだけど寝ちゃったとか、設定が今どきじゃない。
なんだかバブルやトレンディドラマを引きずっていて、古くさいな。
今どきのF1~F2層は、こんな現実離れした物語に、共感したりしないと思うよ。

「山おんな壁おんな」
伊東美咲と深田恭子の共演。
それだけでもう大丈夫なのか?? って感じなのだけど、楽しみにしていました。
しかし、こんなにベタなドラマだったとは!
登場人物の名前がリボンテロップに載ってポロロンって出てくるのも衝撃だし、音楽も30年前のホームドラマみたい。
狙ってる?狙っているんだろうけど、あまりのベタな演出に驚いちゃったよ。
巨乳のフカキョンに、コンプレックスを感じる伊東、というネタ。
初回は笑えたけど、今後この設定だけで、どこまで引っ張っていけるかは見ものかも。
「冗談じゃない」みたいなことにならないといいけどなぁ…。

ということで、けっこう期待していた、木曜の新ドラマですが、総じて期待はずれ?
2回目からは、どれも見ないような気がします。

ドラマは私のメシの種のひとつで、見ること自体が仕事だったりもするのですが、うーん、ここ1年ほど、正直キツイ。
漫画原作やベストセラー小説の原作が多くて、しかも原作のまま、映像化しているだけだし。
オリジナルものにしても、どこかで見たようなストーリーで、独自性が感じられない。
しかも、本来ならテレビの特性である、今の気分にピッタリね、という同時代性がないんだよなぁ。
「バンビーノ!」の北村一輝ふうに言うと、「それは愛じゃないだろう?」。
制作側からのドラマという媒体に対する愛が感じられないのです。

漫画や小説にも、もっと新しい魅力のものはあるのに、ドラマにはならないし。
なんだか刺激がないんだよなぁ…。

Excite エキサイト : 芸能ニュース

by keikoda2000 | 2007-07-06 10:40 | TVあれこれ  

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