2006年 12月 25日 ( 1 )

 

泣きすぎだよ!千秋

ドラマ「のだめカンタービレ」、ついに最終回でしたねー。
うーん、しかし、のだめを福岡から連れ帰ってからの後半は、泣きすぎだよ!千秋。
サントリーホールでのコンサート場面はまともに見ていられませんでした。
本番で指揮しながらボロボロ泣いてばっかりなんだもの。そんな指揮者がいるかっていうの。
原作の千秋がわりとクールで他人に弱みを見せないキャラだけに、かなり違和感あり。
ドラマ制作側には最終回を盛り上げたいという気持ちがあって、こういうウェットな演出にしたんでしょうが、うーん、もうちょっと抑えてほしかったな、と思います。
以前も書いたように、「のだめ」のヒロインはやっぱり千秋だったな、のだめじゃなくて、と痛感した最終回でした。
ボロ泣きの千秋を客席から見守るのだめ、なんだか男らしかったしね。

でも、前半、のだめを追って福岡まで行くところまでは面白かった。
千秋がタクシーを止めて、のだめに後ろから抱きつくシーンは、ちゃんと現地でロケした映像で見ると、やっぱり感動。
のだめの実家での大騒ぎとか、お父さん(岩松了)のキャラとかにも笑いました。
原作にあったギャグ、餃子に「ラー油、レディ?」もやってくれて大満足。

しかし、ここまで原作どおりに展開するなら、ちゃんと原作にあった千秋のひとりツッコミもやってほしかったな、と。
「俺は何のためにここまで来たんだー」(福岡まで説得に来たのに、のだめがひとりで留学を決心したので)
「それにしてもライジング☆スターオーケストラってなんだ? 絶対改名してやる」(コンサートを指揮しながら)
こういうちょっと情けないツッコミあってこそのコメディというか。
涙涙だけじゃなくて、最後の場面までコメディ精神は忘れないでほしかったな。
そしたらこんなに引かなかったのに。

今回目を引いたのは、裏軒のすんばらしい美術ですね。
佐久間(及川ミッチー)に出したクリスマススペシャルメニューも凝ってたし、貼ってある他のメニューも
「峰 親子丼」
「R☆Sオーケストラ公演記念 ラーメン」
「三木清良 真っ赤なチャーハン」
「千秋真一留学記念 酢豚」
と最高です。
峰たちが集まっている背後で、峰パパがワッフルの生地を作っていたりして芸が細かい。

ハリセンがのだめに送った23件のメールの件名にも笑いました。
「元ハリセンや」
「一緒にカニ食ったやろ」
には爆笑。
このへんはスタッフがんばっていたと思うんですけどね。
キャストももちろん悪くなかった。

音楽の漫画をどう映像に落とし込むか、ということについて、もう少し工夫があったなら、いいドラマになったのになぁ。
例えば、千秋やのだが演奏する曲を選ぶときに、候補曲を実際に流して視聴者に聴かせて、その中からどの曲になったのか、納得できるように見せるとか。

でも、なんだかんだ楽しませてもらいました。
最終回は白目もすごかったね。千秋役の玉木くんはもう白目いつでも来い、という感じで頼もしくすらあった。持続時間も長いし。
また、他のドラマでもやってくれたら笑えるかも。
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by keikoda2000 | 2006-12-25 23:41 | TVあれこれ