2006年 12月 03日 ( 1 )

 

みんなその瞬間を待っている

いやぁ、NHK杯ではいいもの見せてもらいました。
本日のニコライ・モロゾフは、硬派な感じでしたね。
ファッションは私がイマイチと思う、黒ジャケ+黒タートルだったけど…。まるでロシアマフィアみたいで、ちょっとコワイ。

本日のニコライは、高橋大輔がフリーの演技に入る前、リンクサイドで彼を力づけるとき、いつもの明るい笑顔じゃなくて、じっと見守るような、真剣な表情をしていました。
そして、ご存知のとおり、高橋はジャンプをすべて成功させ、すばらしい演技を見せて、戻ってきたのですが、迎えるときも、いつもならガバッと選手を抱き寄せて笑顔を見せるのに、遠慮がちに握手を求めて、おお、なんかオトコ同士って感じだぜ。
優勝が決まっても、抱き寄せてませんでしたね。クールに結果を受け止めて、ひそかにガッツポーズしているような表情。
うーん、ニコライもコーチとして、選手に優しくするだけじゃ駄目だと学んだのかもしれない。選手の自主性を尊重し、その成長を待つために、ちょっと引いた位置から見たほうがいい、みたいな。
高橋に関しては、今回それがうまく行ったのかも。

でも、高橋の演技には感動した!
特にファンってわけじゃないけれど、NHKの実況が言うように
「持っているものは世界のトップクラス。あとは、限られた空間と時間の中で、それを見せることができるか」ということが高橋の課題だったのであり、フリーでもいい演技ができた今回は「名実ともに世界のトップスケーターであることを証明した」感動的な瞬間だったのだと思う。

こういうこと書くと笑われそうだけど、高橋が最初の4回転ジャンプを飛ぶ前に、落ち着いて集中している表情を見て、「あ、これは優勝したんじゃないかな」と分かったのです。
前回のカナダ大会では、フリーに入るとき、いかにも重圧に負けている目をしていたので、今回は全然違うな、と。

まぁ今回は日本開催でホームみたいな状況だったというのがあるにしても、これで自信を着けて海外でも優勝してほしいな。
そうしたら、3月の世界選手権でメダルを取るのも夢じゃない。

女子では浅田真央、男子では高橋大輔を応援している、と言うと、なんだか巨人ファンみたいな、強い選手びいきのありがちなファンみたいだけど、フィギュアスケートっていうのはやっぱり
「魅せる」スポーツなので、その才能にあふれた選手に最高の演技をしてほしい、ベストのすべりを見せてほしい、っていうのは自然な気持ちじゃないでしょうか。

高橋の演技が終わった後、観客がスタンディング・オベーションをしてたけど、みんなやはりそういう奇跡の瞬間を待っているんだなぁ、と思いました。

しかし、今回のNHK杯は男子も女子も3位まで表彰台独占。はっきり言って、他の外国人選手はまるで「かませ犬」みたいな役割でしたね。若手が多かったし。

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by keikoda2000 | 2006-12-03 21:27 | フィギュアスケート